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俺のWindows 10はスリープ中にバッテリーが保たない(ラノベ風

by ugsasaki

GPD Pocketを買ったんですよ、中古ですけど。

片手でワシとつかんで駆け出せるサイズ感に、その重さ約500gと大きめのモバブ程度。キーボードが極小かつ変態だけど、昔Librettoで慣らした手先には全然許容範囲。Atomはさすがにトロいものの、メモリ8GB積んでるから意外と動作も小気味よい。

いやー、これはいい買い物をした、めでたしめでたし。と思うじゃん?

ヤツはとんでもないモノを盗んでいきました。

夜に満充電して、よーしパパ今日は会社にGPD Pocket持ってっちゃうぞとカバンに入れるじゃないですか。で、会社で取り出して開けるとね、1/3くらい減ってるんですよ、バッテリー。9時間で30%くらい減ってるの。

お前はルパンか?

大事なものを盗んで行きやがって!

バッテリーはモバイルの心だろ!!

使わないBluetoothを常時オフにし、設定の[電源とスリープ]で[PC がバッテリ電源を使用していてスリープ状態の場合は、ネットワークから切断します]を[常時]にしててもこれだよ。

被疑者:WiFiデバイスの設定

まてよ、そういえば通信速度改善のためにWiFiのMinimum Power ConsumptionをDisabledにしたな。これがEnabledだとPCが待機状態やネットワーク未接続状態の時に電波をオフにするという設定。その代わり、速度低下とトレードオフになっちゃってるので、これの設定をDisabledにしてたわけだ。

あー、あれかメンゴメンゴ、と思ってEnabledに戻して多少改善はしたものの、やはり消費量は安定しない。1時間あたり1%くらいのときもあれば、3%消費することもある。うーん、無関係ではなさそうだけど、真犯人はこいつじゃないみたい。

よろしい、ならばpowercfgだ

powercfgならなんかヒントが掴めるんじゃねと思い立ち、PowerShell起動してSleepStudyオプションつけて実行。

powercfg.exe SleepStudy

実行するとカレントディレクトリに「sleepstudy-report.html」が保存される。直近3日分の使用中・スリープ中の充放電状態が克明に記録されており、いつ、どれくらいの時間、どの状態で、何mWh何%の電力を消費したかが一目瞭然。

これは問題が解決して安定した状態のグラフ

犯人はルパンじゃありませんでした、あの方は何も盗らなかったわ。

共犯者、USBホストコントローラー

まずUSB xHCI対応ホストコントローラー、こいつが100mWくらい消費してる。デバイスマネージャー開いて[電源の管理]タブから[電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする]を確認するとなぜかチェックが外れていた……。

理由があってチェックが外れているのか、たまたま私の個体の設定がそうなのかわからないけど、とりあえずチェックを付ける。今のところ不具合はないので、これでいいのだろうきっと、そうに違いない。

これでだいたい70mW前後の消費量に収まったが、一日中持ち歩くなら50mWは切りたいところ。

主犯格、SDホストコントローラー

もう一つの原因、Intel SDホストコントローラーをなんとかしてみよう。なぜSDカードスロットもないPCでSDホストコントローラーが? それは、eMMCがHDD/SSDの代替ストレージとしてSDホストコントローラー配下にいるから。Windows 10世代のノートPCは、スリープ中もUWPアプリやシステムがじっとり起きてる。すなわちスリープ中にも何らかのディスクアクセスが発生する、ということですな。

いや寝ろよ。

お前は修学旅行で消灯後に恋バナで夜更かしするJKかよ。

いろんなパターンを試して検証したけど、結論としてはスリープ前に[機内モード]と[バッテリー節約機能]をオンにすることで、スリープ中の余計な動作を封じられることがわかった。ちなみにバッテリー節約機能をオンにすると、OneDriveの同期も停止する。いや、機内モードにした時点で事実上同期できないんだけどさ。

スリープ復帰後、適宜解除するという、運用でカバーするスタイル。外出先ですぐWi-Fi掴みたいということもないし、通知もいらないし、常時パワーも必要ないし、ということで、私はこの設定のまま使い続けてますな。

ただ、バッテリー節約機能は充電をすると自動的に解除されてしまうので、常時バッテリー節約モードで運用したいストイックな御仁は、下記の記事を参考にされたし。

事件解決

というわけで、スリープ中の消費量を1%/h以下、自然放電レベルに抑えられるようになりました。

めでたしめでたし。

他にも、Wake on LANに反応しないようにしたり、キーボードやマウス操作でスリープ解除しないようにしたり、メールアカウントを削除したり、バックグラウンドアプリの動作を停止したり、不要なUWPアプリを削除したり、といろいろやったが、スリープ時に最も効くのは上記の2つでしたとさ。

このようなスリープ中の動作を、必要のない機能の押しつけと唾棄するのは容易い。が、ユーザーが過剰に意識することなく、常時クラウドに接続された状態で最新情報を取得・更新し、かつデバイスやセンサーから得た情報をクラウドに同期する、というエッジデバイスこそが、これからのクライアントコンピューティングの姿というのはわからないでもない。

Windows 98から早20年。今やPCは何を接続しても瞬時に動作し、config.sysとautoexec.batを書いては環境を詰めるという行為は過去になって久しい。しかし、社会もインフラも変わり、OSもまたそれに合わせて進化した。今ユーザーには、常時接続が当たり前になった世の中で、PCを自分のスタイルに合わせて選び、また自身も変わっていくことが求められているのだろう。

だからLTEモデルを買った。

_人人人人人人人人人人人人人_

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